品種 |
写真 |
発生時期 |
栽培の特性 |
S1 高温性 周年型 |
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@植菌の翌年6月から浸水発生させる。A水温は20℃以下にし、夏季10時間前後秋、冬季は24時間浸水。浸水前に乾燥させないこと。Bほだ木つくりは風通しよく乾燥ぎみの所が良い。Cキノコの質は抜群だが、トリコに弱い欠点があり、ホダ木作りは難しい。 |
●中肉で肉質がかたく、傘の色が明るく、あしが短いので、数ある高温菌の中で品質抜群。 | |||
発生温度 15℃〜25℃ 生食 | |||
S117 中高温性 周年型 |
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@A級品が多い。A菌糸の活着、伸長がきわめて早い。B自然発生が少ない。C中葉、厚肉、肉質しまり、豊産種。D6月ごろから使用し、盛夏に最もよく発生する。 |
●自然発生はほとんどない。夏〜秋の浸水操作で見事に発生する。 | |||
発生温度 15℃〜25℃ 生食 | |||
S103 中高温性 周年型 |
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@菌の活力強くほだ木の出来が早い。A浸水温度は25℃以下。B植菌年の秋からハシリ子が見られ、回復力が強いため、年4〜5回高速周年栽培が出来る。Cキノコの肉質は軟質なのが欠点。ホダ木作りは易しく、自家用にも最適。 |
●自然発生は大型肉厚だがややあしが長くなるので低温気味に育てるほうが良い。 | |||
発生温度 10℃〜25℃ 生食 | |||
S2 中温性 春秋型 |
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@ほだ木つくりは易しい。A植菌した年の10月から自然発生が見られる。B集中的な不時栽培には不適で、自然発生を主にした栽培や、乾燥香信向き。C古い品種であるが、自家用として根強い人気がある。 |
●中型で肉質がかたい。傘の周辺部に鱗皮が多い。あしは短い。 | |||
発生温度 10℃〜20℃ 生・乾両用 | |||
S3 中低温性 春秋型 |
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@菌の活力がつよく、ほだ化が早い。A2夏経過後、秋のほだ倒し、撒水によって斉一発生が見られる。乾用にも好適。B11月以降の生用不時栽培に好適。C中低温の代表適品種。 |
●乾・大葉肉厚のどんこがとれる。あしは短め。色は明るい。生用にはL〜M。肉質かたい。 | |||
発生温度 8℃〜18℃ 生・乾両用 | |||
S4 低温性 冬春型 |
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@菌ののびは遅いが長持ちするほだ木となる。A低温刺激によって春の発生が多い。B2夏経過のほだ木を12月から生用に浸水(4〜13℃)、2〜3日寒ざらし後芽出しをかける。C古くから安定した根強い人気のある品種。 |
●乾・大葉〜中葉厚肉どんこ・こうこ用によい。生も肉厚L〜M、低温でも生育する。 | |||
発生温度 5℃〜18℃ 生・乾両用 |